インスリン注射をする際の痛みには3つの種類があるようだ
「注射って痛いんでしょ?」
「でも、痛くない針があるから大丈夫だよね」
そんな質問はこれまでに何度も受けてきたので、日本IDDMネットワークのオウンドメディア「PRESS IDDM」でちょっと記事にさせてもらいました。
私は、注射をする際の痛みには、「刺すときの痛み」と「インスリンを注入するときの痛み(薬物の浸透圧による痛み)」の2種類があると思って書きましたが、下記のサイトによると「薬物のpHによる痛み」の3種類が考えられるようです。
確かに、ラ○タス系は「しみる」ような痛みを感じることがありますもんね。
各インスリン製剤のpHを知りたい方は下記リンク先をご覧あれ(PDF)!
インスリン製剤・インクレチン関連薬・ SGLT 2 阻害薬 早見表 2018|糖尿病リソースガイド
注射の際の痛みを軽減するには、インスリン製剤・注射器・注入単位数・注射針・痛点に当たる確率などなどいろんな要因があると思いますが、個人的には刺してみて痛かったら違う場所に刺し直せば良くない?というのが持論です(笑)
あ..でも、一度刺しかけた注射針を刺し直すって医療機関としてはアウトなんですかね?
1型糖尿病の病名を変えようと動く青学の女子大生とオリラジ中田さんの対談トークが無料で聞けるのは、3/13まで!
昨夜ラジオ放送された「オリエンタルラジオ中田敦彦のオールナイトニッポン Premium」では、「自分がいま叶えたいこと」をテーマにオリラジ中田さんが開催されたプレゼン大会の優勝者との対談トークが放送されました。
そのプレゼン大会で優勝したのが、中学生で1型糖尿病を発症した女子大生であり、叶えたいことが「1型糖尿病の病名を変えること」ということで radiko.jp(ラジコ)という現在いるエリアで放送しているラジオ局をパソコンやスマートフォンで聴くことのできるサービスで聞いてみました。
上記のリンク先で番組名や放送日(3/6)を入力して検索すれば、タイムフリーという過去1週間以内に放送された番組を聴くことができる機能で3/13まで無料で聞くことができます。
※聴取を開始してから24時間以内、合計3時間まで。
病気の実態にそぐわない1型糖尿病という名前を変えようとする彼女や中田さんのやり取りは、番組の00:30:15〜00:44:45あたりで聞くことができます。
トークでは、精神分裂病という病名が統合失調症に変わるまでに8年かかったことなども話されていて、よく勉強されていることと熱心に取り組まれていることを感じました。
1型糖尿病と2型糖尿病を区別することをはばかるといった話も、区別ではなく理解を進めたい私としては共感するところもありました。
※インスリンは、糖を分解するのではなく、糖を取り込む働きをします
※インスリン注射の部位としては、ラジオで取り上げられたお腹と太もものみではなく、腕やお尻などもあります
以前、Facebookで名前を変える活動に消極的な発言をしましたが、私は1型糖尿病の名前を変えること自体には賛成しています。
ただ、そのために動く時間を今の研究推進や啓発に向けた生活に加えることは物理的に無理なので、他の方にお願いしたいというのが正直なところです。
今回の取り組みは、上記のオリラジ中田さんのブログによれば、下記の対象になるのではないかと思うので今後の動きも注目したいですね!
優勝特典は
「そのプレゼンで叶えたいことを、中田敦彦・リクルート・青山学院が完全バックアップする」
というもの。
下記の通り、Twitterでは有志や意見も募られていますので、ぜひ1型糖尿病の名前を変えたいと思う方は行動で示しましょう。
※非公開を望む方は、DMで問題ないようですよ。
ラジオ放送後、多くの反応ありがとうございます。
— Re:name project (@Renameproject) March 6, 2019
今後の活動の為に協力してください。
①この病名についてどう思われたのか
②以前から病気を知っていたのか
③名称を変えることについてどう思うか
をみなさんにお聞きしたいです。
リプライ、またはDMで教えていただければ嬉しいです!#中田敦彦ANNP
<補足リンク>
・インスリンの働きについて↓
・糖尿病の種類について↓
糖尿病に効くサプリメントを薦められてブチギレした話
昨夜は、日本IDDMネットワークの業務で公益社団法人佐賀未来創造基金(通称さがつく)さん主催のイベント、さがつく大交流大会に行ってきました。
佐賀県に誘致された全国規模の活動をされているCSO(市民社会組織)の皆さんのお話を聞けたり、山口祥義佐賀県知事ともお話できたりしてテンションが上っていましたが、一気にテンションが下がる事件が...
名刺交換をしていると何やら怪しげなサプリメントの画像付きの名刺を渡される。
これは...と思い起こしたのは、最近Facebookのタイムラインで糖尿病関係者が話題にしている下記の事件。
糖尿病の少年にインシュリンの代わりにラベンダーオイルを薦めた自称薬草医、少年死亡で逮捕 | BUZZAP!(バザップ!)
英文記事は↓
事件発覚は、昨年だったんですかね...
まさしく「このサプリメントで糖尿病の方がHbA1cが14%から7%になった」と薦められ、
「それでも正常値じゃないじゃん、治っとらんがな」と思いながら、「どんなメカニズムなんですか?」と聞くと、「運動するときのように糖の取り込みが...」となんだかモゴモゴ...
面倒くさくなって「GLUT4の出現を促進する感じですかね?」と聞くと、「核酸の力でインスリンも不要なんです」とな!?
ここら辺りから顔つきが変わってたんじゃないかなと思いますが、「インスリンが少量でも分泌されている2型糖尿病患者の方はまだしも、インスリンが出なくなっている1型糖尿病の方はとてもじゃないけど使えない!」と言っても、「それが大丈夫なんです」とドヤ顔...
「こういった民間療法でインスリン中断して亡くなっている方もいるので、絶対にインスリン使用の中断はやめてくださいね!」とだけ言ってその場を去りました。
皆様、1型糖尿病の場合は基本的にインスリン補充が必要ですので、くれぐれもご注意ください。
※1型糖尿病の方でも、発症初期や緩徐進行1型糖尿病(SPIDDM)の方などでインスリン補充を必要としない時期にある方もいます。
<補足リンク>
国内版の FreeStyleリブレを分解するのはやめた方がいい(みたいよ)...
先日、個人輸入した FreeStyleリブレを分解した記事を公開したところ、勇気ある先人からご連絡をいただきました。
とっくの昔に分解されていましたね(汗)
ただ、どちらもワット時定格量は1.29Whと小さく飛行機で問題視されるものではないことがよく分かりますね。
そんな先人から下記のような情報とアドバイスをいただきましたので、ご紹介します。
海外版リーダーは日本のセンサーが読み取れない(電極測定しか使えない)
もしも国内版リーダーを分解される場合、表と裏のカバーを無理やり剥がす方法では、タッチセンサーが故障してしまう(しまった)ので、画面側ではなく、背面のカバー内側(少し外側にスピーカーとバイブモーター端子が基板と直接接触する端子があります)を熱で溶かす方法になると思われます。
そもそも、国内版の FreeStyleリブレを買い取りではなく、医療機関から借りている場合、分解したらアウトですよね。
また、トップの写真にあるように、接着剤から無理やり剥ぎ取る形になるので、きれいに元通りとはいきません...
ということで結論は、国内版の FreeStyleリブレを分解するのはやめた方がいい(みたいよ)...
最後に、大手航空会社ではないLCCでもスムーズに搭乗できるように、某メーカーには、FreeStyleリブレのリーダーの電源は、リチウムイオン電池1個(○Wh以下)といった記述を公式ページでしてほしいという声をいろんな方があげられているようです。
反映される日を心待ちにしたいですね。
1型糖尿病患者でもあるニック・ジョナスさんが所属するジョナス・ブラザーズが6年ぶりに再結成!
上記の PRESS IDDM の記事でも紹介しましたが、俳優や歌手としてご活躍のニック・ジョナスさんら3兄弟のバンド「ジョナス・ブラザーズ」が6年ぶりにシングルを発表されました!
最近のニック・ジョナスさんの曲だと「Find You」とか好きです♪
再結成の話もネットで調べると数日前から発表されていたらしいんですが、一昨日ラジオ「A・O・R|ユキ・ラインハート|JFN PARK」を聞いていたら、たまたま紹介されていて、テンションが上がったのがついさっきのようです。
というのも6年前に自分の1型糖尿病との半生を振り返ってつくった動画のBGMに使わせてもらったのが、ジョナス・ブラザーズの「A Little Bit Longer」だったからです。
ニック・ジョナスさんが1型糖尿病になったときのことを歌った歌だとも聞いて、何度も何度も聞いたのを思い出します。
また再結成されるとのこと、本当に嬉しいです!
ご活躍を期待しています!