Happy T1D Life

1型糖尿病患者の大村詠一が日々の療養生活や研究情報などを患者の視点でつづっていきます

FreeStyleリブレのリーダーに内蔵の電池は、リチウムイオン電池1個で160Wh以下なので飛行機持込み可能!

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分解された FreeStyleリブレ

 

FreeStyleリブレの飛行機への持ち込みについての問い合わせが多く、アボットジャパン株式会社さんに問い合わせても企業秘密でバッテリーの詳細については教えてもらえないというのが現状なので、個人輸入していたものの壊れてしまっていた FreeStyleリブレを分解しました。

 

ネットで得られる情報から、FreeStyleリブレに関する電池は下記の通りです。

※情報源は→ フリースタイル | Abbott Diabetes Care Division - Global leader in diabetes care

 

<リーダー>

 ・リチウムイオンバッテリー1個

<センサー>

 ・酸化銀電池1個

 

上記で、航空機への持込みの際に危険物として航空会社が気にされるのは、リーダーの電池のみとなります。

 

ここで、リチウム電池に関する規定は、下記の通り今年2019年1月1日から変更されております。

 

航空:航空機への危険物の持込みについて - 国土交通省
危険物であっても航空機内への持ち込み又はお預かりができるもの(PDF形式)

 

2) リチウム電池のうち、リチウム金属電池にあっては リチウム含有量が2g以下(リチウム電池を内蔵した 携帯型の医療電子機器にあってはリチウム含有量が8 g以下)のものであり、リチウムイオン電池にあってはワット時定格量が 160Wh 以下のものであること

(引用元:航空機による爆発物等の輸送基準等を定める告示 平成31年1月1日適用

 

以前は、リチウム含有量の問い合わせを受けたことがありますが、フリースタイル | Abbott Diabetes Care Division - Global leader in diabetes care にもある通り、リーダーに使われているのはリチウムイオン電池なので、ワット時定格量が160Wh以内であれば受託手荷物として預けたり、持ち込み手荷物として携帯したりすることができることになります。

 

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FreeStyleリブレのリーダーに内蔵された電池

 

そして、気になるワット時定格量は1.29Whであり、全く問題ないことが分かります。

 

公式の情報ではないのでどれだけ参考になるのかは不明ですが、少しでも飛行機の搭乗トラブルが減りますように!